開業したけれど経営のことがよく分からず、どうしたらいいかお悩みの先生へ
今現在、医療を取り巻く状況には厳しいものがあります。高齢化の問題や診療報酬の改定、国民の意識の変化など、開業したら何もしなくても何んとかなるような時代は終わり、地域に根差した医療の実現や経営の効率化をしなければ生き残れない状況でもあります。 開業されている先生方は、医師としての専門性はお持ちですが、病院・診療所を開業しますと経営のことも考えなくてはいけなくなります。 自分の医院は、儲かっているのか。 新しい医療機器を導入したいが資金的に問題ないのだろうか。 将来の収入はどうなるのだろうか。 効率的な経営はどうしたらいいのかなど。 悩みは尽きないことと思います、そのような場合にはお一人で悩まずにご相談ください。最適なご提案をさせていただきます。
医療の経営コンサルティングの概要
医療環境を取り巻く外部環境としては、診療報酬制度の改定、薬価の改定、高齢化による医療支出の増大、少子高齢化による外来患者数の減少などがあげられます。そのような中で厚生労働省は医業経営の今後の取り組みとしての4つの提言(平成15年3月)「非営利性・公共性の徹底」「効率性の向上」「透明性の確保」「安定した経営の実現」がなされています。
- 非営利性・公共性の徹底⇒医療法人制度の普及、持分のない医療法人の推進
- 効率性の向上⇒経営管理機能の強化、附帯業務規制の緩和
- 透明性の確保⇒経理情報の公開、医療情報提供の推進
- 安定性の実現⇒資金調達手段の多様化(医療機関債)
この提言にある経営の効率化や透明性確保などのサービスの質の向上こそがこれから生き残っていくために求められているものです。
環 境
医療行政の変化、診療報酬の改定や同一地域の医療機関の動向など経営に与える影響を分析し、地域社会において求められている機能や役割を明確にする方策について各種提案をいたします。
人 材
医療に携わる人材については量的に充足することはもちろんのこと質的な向上を図ることが、いま求められています。そのためには結果を適正に評価する能力主義による給与体系や患者さんへのアンケート調査実施、職員意識の改革の提案など、医療スタッフが満足感もって職務に従事し、より質の高いサービスを提供できるための各種提案をいたします。
財(物)
医療機関では、土地、建物、医療機器をはじめ薬品、薬等多くの物を保有しています。土地建物や医療機器の売却や取得に対するアドバイスや薬品等の適正在庫量調査など効率的な運用のための各種提案をいたします。
資 金
資金には開業のための設備資金と日々の運転資金とがあります。医療機関の開業には土地建物、高額な医療設備とその設備資金は多額に必要とされます。
その借入先としてはほとんどが民間の金融機関からの融資によっているのが現状です。金融機関の融資を受ける際には金融機関に対し財務内容の詳細な資料の提供が必要となりますが、その際には信頼性の高い財務諸表の作成を支援します。
日々の運転資金の調達には、財務内容の収益性や健全性が求められますので、適正在庫等により無駄な支出は減らすコスト管理の徹底、仕入先への支払い日の変更などキャッシュフローを重視した各種提案をいたします。