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平成24年度診療報酬・介護報酬改定等について


厚生労働省から12月22日に平成24年度の診療報酬・介護報酬の同時改定の概要について発表がありました。

診療報酬の改定については+1.38%のプラス改定、薬価改定は▲1.38%のマイナス改定で両方を併せた全体の改定率は±0%という結果となりま した。

一方、介護報酬については+1.2%のプラス改定で、障害福祉サービス等報酬改定についても+2.0%のプラス改定とされました。

以下概要についてお伝えします。


1.診療報酬改定

厳しい経済環境や保険財政の下ではありますが、国民・患者が望む安心・安全で質の高い医療が受けられる環境を整えていくため、概ね5,500億円の 診療報酬本体の引き上げを行うこととしたとのことです。

診療報酬改定(本体)



改定率
各科改定率 医科
+1.55%
各科改定率 歯科 +1.70%
各科改定率 調剤 +0.46%
全体改定率 +1.38%

(重点項目)

改定による増加部分については以下の3項目に重点的に配分する。

薬価改定等


改 定率
薬価改定率 
 ▲1. 26%(薬価ベース ▲6.00%)
材料改定率  ▲0. 12%
全体改定率  ▲1. 38%

別途、後発品の置き換え効果の積算を行うとともに、後発医薬品の推進策については、新たなロードマップを作成して強力に進める。併せて長期収載品の 薬価のあり方について検討を進める。

2・介護報酬改定等

平成24年度介護報酬改定においては、介護職員の処遇改善の確保、物価の下落傾向、介護事業者の経営状況、地域包括ケアの推進等を踏まえ、以下の改 定率とする。



改 定率
在宅定率 
  +1.0%
施設改定率   +0.2%
全体改定率   +1.2%

 (改定の方向)

障害福祉サービス等報酬改定

介護報酬改定の考え方と整合を取り、平成24年度障害福祉サービス等報酬改定は、福祉・介護職員の処遇改善の確保、物価の下落傾向等を踏まえ、改定 率+2.0%とする。

改定に当たっては、経営実態等も踏まえた効率化・重点化を進めつつ、障害者の地域移行や地域生活の支援を推進する方向で対応する。 


原文につきましては下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。


  診療報酬・介護報酬 改定等について 報道記者発表


 

 

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